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道具と向き合うということ。

春の忙しさで投稿が遅れてしまいましたが、

2月最後に「庖丁講座」を開催いたしました。

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開催のご案内でもご紹介しました通り、講師をおねがいしたのは〈食道具 竹上〉包丁コーディネーター 廣瀬康二さん。

お会いしたのは2回目となりましたが、その印象はかわらず、「誠実で優しく、庖丁を心から愛する人」。

 

このたびも、庖丁の扱い方、付き合い方、研ぎ方を、丁寧にご教授いただきました。

 

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庖丁の切れ味をよくするために、〈研ぐ〉ということは欠かせないことですが、

実は・・・〈研ぐ〉ことよりも、もっと大切なのは使う人の心の在り方だとおしえていただきました。

心を尽くして道具に向き合っていれば、いつの日か道具が答えてくれますよ。と。

 

私自身も教室で皆様にお伝えさせていただいているのは、

「研ぐ」ことは、ほかのだれかにお願いすることができるけれど、

「お世話をする」ことは、自分にしかできません。

ということです。

 

お料理の最中に大切な道具とどう向き合うか、

一日の最後に、ありがとうの心を道具に伝えられるか、

廣瀬さんはいつも私たちにそのことを伝えにいらしてくださいます。

 

一日の最後に、食道具と向き合うと自然とわたしの心も整う気がします。

道具の汚れや疲れを落とすことが、私の一日の疲れも落としてくれているのかもしれません。

 

心を尽くして向き合うのは道具だけではありませんね。

食材とも、

人とも、

自然とも、

心を尽くして向き合える人になりたい、

と、この庖丁講座をとおして感じることができました。

 

廣瀬さん、ご参加の皆さま、そして素敵な場所をご提供くださったキューティパイ倶楽部の皆さま、

どうもありがとうございました。