viorto! の夏のおたのしみレッスンの一つであった〈季節の油の会〉。
残暑厳しい岡山のキッチンスタジオに多くの方にお集まりいただきました。
ありがとうございます。
この季節の油の会は、西粟倉で油屋さんを営むablaboの大林由佳さん こと油姫と、
油の使い方をテーマに料理教室を開催しているviorto! のコラボレッスン。
〈油にだって旬がある!〉という油姫のお言葉通り、
採れたて、搾りたて菜種油をテイスティングしたり、お料理したり、そしてレジュメをみながら、菜種油の知識を深めることができました。
菜種油だけにフォーカスを当てる料理教室だなんて、なんてマニアックな会!と、私自身も
感じつつの開催でしたが、さすが!ご参加の方々は感度の鋭い方ばかりで、
菜種油のテイスティングでは、目をまん丸くして驚いてみたり、
質問タイムでは多くの質疑応答が繰り広げられたり、
菜種油を使ったお食事をいただいたりと充実のひとときとなりました。
菜種油って美味しい!という声もたくさん聞こえました。
viorto!の教室でもいつもお話しさせていただいている通り、
日本の食用油の歴史というものはとても浅いです。
私たちは本物の油に触れることがなく、高度成長期を迎え、現在に至っています。
「みんなが食べているから大丈夫。」
「自然食品店で売っているから安心。」
という他力本願的な選び方ではなく、
「私が美味しいと思うから。」
という食品の選び方を一人でも多くの人がしていけたら、素敵だとおもいませんか?
日本人に油の知識が浅いのは、仕方がないことです。
何を隠そう、私もずっとそうでした!
今後、季節の油の会は引き続き、秋、冬、春・・・と開催していく予定でおりますから、
四季の移り変わりのすばらしさ、日本人にとっての油について、
生産者と消費者が一緒に、楽しく美味しく学んでいけたら、と思っています。
ablabo油姫、岡山までいらしてくださりありがとうございました。
私も油のお母ちゃんと呼んでもらえるくらい?今後もじっくり学んでいきたいと思います。♪