アサクラオイル2018のお披露目を兼ねた、お話/料理会 を開催いたします。
「アサクラオイル」というのは、朝倉玲子さんという女性(福島県会津若松市在住・オリーブオイル輸入販売業)がイタリアの地で自然栽培という農法で栽培されたオリーブで作れらたオリーブオイルです。
玲子さんは「オルチョサンニータ」という名前のオリーブオイルをはじめ「本物を作る人と食べる人をつなぐ」というコンセプトでイタリア食材を輸入されていることをご存知の方も多くいらっしゃるかと思います。
その玲子さんがオリーブオイルを輸入するきっかけとなったのは、イタリア料理修行中に見た「オリーブオイルと別の油を混ぜて量増しする光景。
料理人になろうと思ってイタリアに行ったのに、運命のいたずらによって玲子さんは「本物のオリーブオイル」を日本人に伝えるオリーブオイル屋さんになることを決意されたのが、今から18年前の出来事です。
玲子さんは日本に輸入するため上質なオリーブオイルを作る誠実な農家を探し回って出逢ったのがオルチョサンニータをつくるジョバンナさんご夫妻でした。玲子さんとジョバンナさんのペアーが日本に届けるオルチョサンニータは18年をかけて、ゆっくり、じっくり、着実に日本人に理解され、馴染み、いまでは99,9%のオルチョサンニータが日本に輸出されるようになっています。
今やオルチョサンニータは欠品となることも日常茶飯事。こうして玲子さんは新たなオリーブオイル探しの旅にでることとなりました。
当時オルチョサンニータは有機農法で認可された農薬肥料を使用しており、せっかくならば農薬や肥料を施さないやり方で農場をしている生産者を探してみようとイタリア全土をかけて探し回りますが簡単ではありません。
「レイコ、そんなに無肥料無農薬のオイルがいいならば、自分でやってみたら?」というなげかけに、「そうか!その手があったか!」と2006年にアサクラ農園が誕生しました。
日本での農業の経験があった玲子さん。
ついにイタリアでも農地を借りてオリーブを栽培し始めたのです。
ここで育てられているオリーブは、無農薬無肥料の正真正銘の自然栽培。
玲子さんと自然が共に寄り添い作り上げたオリーブをしぼったものが「アサクラオイル」です。
「今年の味はいいとかダメとか、人間は言いたい放題言うけれど、自然が作り出すものを「美味しい・美味しくない」と評価することはしたくない。」というのが玲子さんがよくいう言葉です。
文字通り、オリーブが結んだ結果が今年の味。
天候が悪く、全く収穫できなかったり、エキストラバージンになれなかった年もあります。
全ては自然が私たちに与えてくれたもの。アサクラオイルはそんな自然の集結です。
「必要なことが目の前に起こるんだよ。」
「目の前に起きた出来事がいま自分に必要なことなの。」
というのが、朝倉玲子さんが常々お話されることです。
「だってさ、畑を見てたらやっぱりそうなんだもの。同じ目線で自分の人生を見て見たらやっぱり人間も同じだと思うんだよね。」
そして今季は大豊作。
「自然が与えてくれた豊作だからこそ、一人でも多くの方にこの感動を知ってほしい」と日本縦断ツアーを決意されています。
岡山では、viorto! 主催で キューティパイ倶楽部にて朝倉玲子さんを招き、お話とお食事を合わせた会を企画します。
玲子さんが「オリーブオイル」にこれほどまでに心を奪われている理由をお馴染みのアサクラ節で皆さまにお届けします。アサクラアイテムや旬の岡山食材をふんだんに使用したviorto!のお料理もどうぞお楽しみに。岡山で作られたワインたちもご用意してお待ちしております。
*日時:2019年 3月2日 土曜日 11:00-13:30ごろ
*場所:岡山市北区いずみ町 キューティパイ倶楽部1階
*内容:
アサクラオイルの軌跡 (スライド/お話)
アサクラアイテム(アサクラオイルを含む)を使用したお食事会
*参加費:¥6000(税別)
(ワイン代金は別料金となります。)