夏休み子ども料理教室を開催いたしました。
テーマは、「いつものものを手作りしよう。」
いつも当たり前のように口にしているもの、冷蔵庫に入っているものを子どもたちと一緒につくってみました。
メインのサンドイッチを作るための豆乳マヨネーズ。
ミキサーのスイッチが入ったときの子どもたちの歓声といったら・・・!!
大きな子も、小さな子も、卵もそーっとお鍋にいれてみました。
たまごの殻を丁寧に剥き、パンにはさむ。
生のトウモロコシを使ってコーンスープ。
上手に包丁を使って種をそぎます。
お子様ランチには必ずと言っていいほどついてくるコーンスープですが、生のトウモロコシを使って作ったスープを食べたことのある人は、意外にも少ないのではないでしょうか。
「自分で作るとどんな味?」
みんなで作ったコーンスープ、あっという間にお鍋がからっぽになりました。
デザートは、くずもち。
みんなで交互に一生懸命練ります。
出来立てのくずもちはプルプルもちもち。
きな粉をかけていただこうと思ったけれど、「子どもたちはこのままの方が美味しい!」と、そのままパクパク。
この日の キッチンスタジオは、終始、 「やりたい!」 「やらせて!」 の声が響き渡り、エネルギッシュな空間となりました。
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料理は感性で作るものだと思います。
しかし、現代人の私たちは、「感性」が少し鈍くなってしまっていている気がしてなりません。
小さいころから化学調味料に頼る食卓が日常だったり、
デパートに行けば、簡単に色とりどりのおかずがあったり、
安いお店がたくさんあって、外食も日常茶飯事。
即席な味になれてしまうと、どうしても感性が鈍ってしまうもの。
いつも手作り・・・とは言いませんが、普段口にしているものがどのように作られているのか、そして、丁寧に作ったものはどんな味がするのか。
これを子どもたちに伝えることは私たちの大人の使命だと思うのです。
先人から受けとった「美味しい文化」のバトン、もっともっと美味しくして、しっかりと次の世代に繋げていきたいとおもいませんか?
「いつものものを作ってみよう。」
この夏休み、大人も、子どもも、ぜひチャレンジしてみてほしいなぁと思います。
*子ども料理教室は、viorto!の会員様むけの特別講座として不定期で開催しております。