FacaBookにて運営しているviorto! online salonでの2020年8月24日投稿の記事です。
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【ガーナのカカオ農園を支える素敵な女性に出会った話】
「ゆかりさん、昨日までは「ワインワイン」って言ってたのに、今度はチョコレート??!!」
いきなりテーマが変わりますが、どうか皆さま、ついてきてください!(笑)
オープンキッチンの告知や、オンラインレッスンの更新をしている間に、ドキドキの出会いがあったので、皆さんにシェアしたく!
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5日ほど前のことかな、私のインスタグラムアカウントを新しくフォローしてくれた方がいらっしゃったんですね。
「どんな方かな、誰かのお友達かな?」なーんて軽い気持ちでその方のアカウントを見てみたところ、
「明日からガーナのカカオ農園のために100万円目指してクラウドファンディングします!」っていう、22歳の女の子だったんです。
「わー、すごいなー。どんなクラファンなんだろう、ちょっと見てみよう。」と思って、サイトを見たら、素晴らしいサイトに仕上がっていて、「興味あるかも。」なんてブックマークつけておいたのね。
写真や動画が美しいのはもちろんのこと、彼女の想いもビシバシ伝わってきて、しかも22歳?!この子が代表なの??ちょっと信じられない。なんて思ったりして。
その日一日中、若い女の子がガーナで挑戦していることが頭にずっとあって、私も頑張らなきゃ。なんて改めて思って過ごしました。
そのあと、Facebookの方にも友達申請までいただいちゃって・・・。
インスタグラムだけじゃなく、こんなところまで探してくれて・・・でもクラウドファンディングやる前だからいろいろな方に申請出してるのなぁ・・・とか・・・福山の高校出てる子なんだなぁ。とか・・・どうして私をフォローしてくれたんだろうとちょっと不思議に思っていました。
そんな中、やっぱりどうにも気になるので、これは彼女のクラウドファンディングに参加しよう!って、チョコレートのことを学べそうなリターンを選んで、私のインスタアカウントをフォローしてくれた田口愛さんという方の支援をすることにしたんです。
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*クラウドファンディングって何?*
インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達すること。
資金調達といえば、一般的に金融機関からの借入などがありますが、クラウドファンディングは、そういった資金調達にはない「手軽さ」や「拡散性の高さ」といった点が魅力的な新たな資金調達の仕組みとして近年注目されています。
中でも、「こんなモノやサービスを作りたい」「世の中の問題をこう解決したい」といったアイデアや想いを持つ人は誰でも“起案者”として発信でき、それに共感し「応援したい」「モノやサービスを試してみたい」と思った人は誰でも“支援者”として支援できる、双方にとっての手軽さがクラウドファンディング最大の特徴といえます。(クラウドファンディングサイト・キャンプファイヤーより抜粋)
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田口さんのクラウドファンディングは40日間で100万円を集めてガーナにチョコレート工場を作りたい、というのがメインの柱なのですが、支援募集を始めてたった2日で目標額を超えました。
「さすがだなぁ、でもみんなが支援したい気持ちわかるわぁ。」なんて、私は1人心の中でポケーっと考えながら、仕事をしていたら・・・
いつもレッスンに参加してくださるviorto!料理教室の会員の田口さんから、こんなメールが届いたんです。(田口さんのご了承をとって掲載しています)
ゆかりさん、こんにちは。帰省中の娘にゆかりさんから習った料理を作ってあげたらおいしい、おいしいと言って、すごく喜んでくれました。なんだか、勝手にインスタグラムをフォーローしたり、Facebookで友達申請をしたようで・・・名前は田口愛と言います。どうもすいません・・・!
「え????」
このメールをいただいて、頭が一度真っ白になりました。
田口さん、田口さん、田口愛さん、お嬢さん???????
「えーーーーーーーーー??」
ね?!!ビックリでしょーーーーー???????
もうね、なんだか分からないけど、胸がドキドキしちゃった!!
確かに、同じ田口さん・・・あ、しかも福山の高校出身って書いてあったな・・・
(後から伺えば、岡山生まれ、岡山育ちのお嬢様だそう)
お嬢さまの田口愛さん、東京の大学に入られましたが、ただいま休学をして、アフリカのガーナでカカオ農家さんとおいしいカカオを作るという活動をされています。
(もう一度言うけど、22歳だからね?)
=100万円集まったら何をしたいか=
日本で食べられているチョコレートの原材料であるカカオの80%がガーナの農村地域産。
農家の方たちは、カカオ農園は、村から数時間かけて歩いてカカオの畑があるジャングルの中に行き、そこでカカオを収穫し、頭に乗せて村まで運んで持ち帰るそう。
収穫したカカオは発酵・乾燥させ、それをガーナ政府が買い取り海外に輸出しています。
しかし政府がカカオを均一価格で買い取るため、質の高いカカオを作るモチベーションが起きず、品質が下がり、買い手が離れていくという現象が起きています。
田口さんたちの活動は、農家さん達と一緒に品質の高いカカオを栽培し、それを訂正な価格で買取り、透明性の高い輸出をすることで,農家が誇りを持ってカカオを生産してくれるように支えることだそうです。
今後、生産者の意識の改革を手助けすることで、日本とつながるガーナのカカオチョコレートの生産者のカカオ作りのモチベーションを上げていきたいとのこと。
(カカオ農家さんたちはチョコレートを食べたことがないのだとのこと!チョコレートを一緒に作り,自分たちが作っているものに誇りを持ってもらう活動などをこれまでしてきたようですよ。)
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今日、私がこの出会いと彼女のクラウドファンディングのお話をオンラインサロンでシェアした理由は、このクラファンに参加してもらいたいからではなくて・・・
(既にセカンドチャレンジである150万も4日目にして達成されています。残りあと35日もあるからもっともっと達成額を伸ばされることと思います。)
田口愛さんがいつの日か、viorto!で、チョコレートのワークショップやお話会をしてくださる日が来ちゃう(本当だよ!チョコレートワークショップのリターン買っちゃった!)から・・・、今日のこの瞬間から彼女のチャレンジを見守りたい方が私の他にもいらっしゃるのではないか・・・と思ったのが理由です。
こうしてキラキラ輝く女性がいらっしゃること、そしてこのようなご縁をいただいたことに、今改めて心から感謝しているところです。
ガーナのカカオ農園の実情について、とてもわかりやすい動画を載せられているのでこちらに掲載しておきます。
そしてもっと知りたくなった方は、こちらを読んでみてください。
https://camp-fire.jp/projects/view/271737
私もクラウドファンディングに躊躇なく参加できるようになったのはここ最近のこと。
クラウドファンディングって、自分のお金がどのように巡っていくのか?がとてもわかりやすいですよね。
例えば、私がマイケルのオリーブオイルを買ったりとか、松井さんのワインを買ったりと、生産者を買い支えていることとやっていることは同じだと思うから、支援したい、支援する価値があると、ピンときた時にポチッと参加しています。
(忘れてはいけないのは・・・私の手元にあるお金は料理教室に参加してくださる皆さんから巡ってきてくれた大切なものだから、責任を持って愛を込めて世の中に回していきたいとも思っています。こうして支援できるのも一重に皆さんのおかげなのです。皆さんにクラウドファンディングしてもらってるのは私の方で・・・これまでもこれからも本当にありがとうございます。)
長い文章を最後まで読んでくださった皆様、お疲れ様でした!
今日も素敵な1日になりますように・・・・!