先週末開催されたフィールドオブクラフト倉敷に行ってきました。
日曜日は特にお天気がよく、気持ちの良いイベント日和でした。
今年はお知り合いの作家さんも増え、会いたいお顔がたくさん。
まずは十河隆史さん。
お仕事で知り合ったことがきっかけで、金継ぎを教えていただいております。
こちらの壺は、3月に蒜山で開催した味噌作りワークショップに十河さんがご参加くださった際にご自分で焼かれた味噌壺。
体験を経て、中には重石になる中蓋が追加されていました。
Semi-Aco 加賀雅之さん。
さまざまな樹種でシンプルなお皿やバターケースなどを作られています。
今回は小さな小さなスプーンをお持ち帰り、エプロンに付けてアクセサリーとして使うことにしました。
「ゆくり」で知り合った小峠喜美子さんのブースは私の大好きな色合いでいっぱい。
きれいな藍色の染つけが美しく、うっとり。
そして司製樽の原田啓司さん。
3月の味噌つくりの際に、樽を作っていただいたご本人。
徳島の方。こんなにすぐにお会いできるとは思っていなかったので、とてもうれしかった。
若干31歳。この世界では最年少なのではないでしょうか。いつの日か、こちらのお櫃がほしいと思っています。
料理教室のテーマでもある「日本の風土に調和する暮らし」。
農家さん、生産者さん、そしてお道具を作る作家さんたちの力を借りて、より深めていけたら幸せです。
文化とは、人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果。と広辞苑にはあります。
そして文化は平和な時代にこそ発展するもの。
このような美しい文化に触れるたびに、平和な世界を続けることの責任を私たち大人は感じていかなければ。とちょっと感慨深くもなりました。
たくさんの美しいものでこの世界があふれますように。