四季折々の美しさがあるとわかっていながら、窓を全開に光と風を存分に楽しめる神無月を過ごしてしまうと、ずっとこの季節のままでいいのにと思ってしまうのは私だけではないはず。
ここ数週間、自分の身体が冬支度を始めていることに気がついています。
8月のブログではお腹が減って減って嬉しい!ということを書いたのですが、すっかり代謝が落ちてきているため、明らかに食欲に変化があるのです。
正確にいうと、食欲はものすごくあるけれど、お腹が減らない。というべきでしょうか。
骨盤が締まってくるこの季節、本来は沢山食べたくならないのが体の自然な反応なのだそうです。
だからこそ、24時間365日食べ物のことしか考えていない私が、秋になると意識することは、腹八分目。
「空腹」は最高の調味料。
おかしな話に聞こえますが、お腹が減っていないとどんなに素晴らしいものでも美味しさが半減してしまうのですもの。
それなのに、秋になると美味しいものがますます増えるのですから困ったものですね。
だから、美味しいものをちょっとだけ。
本当に食べたいものを身体に入れる。
そんな心持ちを大切に。
そういえば、夏にイタリアに行った時に、
「ゆかりさんは節制する人だね。」と言われたっけ。
美味しいものを食べるその瞬間にいかに健やかでいられるかと言うことは食いしん坊の私にとっては最大に重要なこと。
全ては美味しい時間の為に1日を過ごしているわけです。
おかしいですが本気です。笑
10月の教室では、島根県の反田さんが作る極上の牛蒡をふんだんに使ったハンバーグプレートを。
デザートには、イタリアのクリスチャンが栽培する自然栽培のファッロ粉を使ったクレープを何層にも重ねて。
ご参加いただきました皆様、いかがでしたでしょうか?
来月11月の教室では、どんな美味しいものをご提案しようか楽しく考えています。
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・スイートポテトスープ
・自家製マスタード
・柿のサラダ マスタードドレッシング
・牛蒡ハンバーグ
・牛蒡のフリット
・里芋のマッシュ
・青菜のクタクタ 煮
・ミルクレープ