熱風吹く岡山真夏時間。
「暑いですね。」がすっかり挨拶がわりになってしまうのが嫌だと思っても、ついつい口に出てしまうのは私だけではないはずです。
そんな夏がシュンっと去ってゆきました。
まだまだ残暑厳しい日中ですが、どこか寂しい思いをされている方もいらっしゃるでしょう。
夏が大得意なわけではありませんが、食いしん坊の私にとってはとてもとても嬉しい季節です。
それは「おなかがすぐにぺこぺこになるから」(!)。
座っているだけで、寝ているだけでもエネルギーを使うこの季節。
レッスンがあった日などは、夜ご飯に何を食べるかを一日中考えながらいるものです。お腹が減れば減るほどご飯が美味しいのですもの。
そんな究極な食いしん坊の私がご紹介したかった夏の食卓は 様々な野菜でお皿を埋め尽くしたごはん。
ありったけの夏野菜を前に、できるだけ台所が暑くならないように、明日も明後日も美味しい常備菜になるように、そして目にもお腹にも美しい料理になるように。
時間を手間をかけたパプリカのマリネ(ペペロナータ)をご紹介できるのも、野菜が豊富なこの土地ならでは、でした。
皆様に好評だったポテトチップス。
これはずっとずっと温めていたレシピなのですが、ちょっとのコツでどこよりも美味しいポテトチップスがお家で作れるのですよ。多くの方に「家族がびっくりしていました!」とメッセージをいただいたレシピ。
野菜と向き合うということはこういうことなのだと、教えてくれる料理の一つです。
野菜と向き合うこと、素材と向き合うこと、そして食べてくれる人と向き合うこと。
料理を通じて、人生そのものを学ぶ毎日です。
料理とは、生き方、人生そのものであります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・トマトジュース
・ピタパン
・ペペロナータ
・焼きビーツのマリネ
・焼き南瓜のサラダ
・焼き茄子のペースト
・きゅうりのサラダ
・ポテトチップス
・ファラフェル
・コーヒーゼリー など