そあ 「美味しいパスタの秘密」をお伝えすることから始まった3月の教室。
私にとって「美味しいパスタ」とは、舌だけではなく、胃袋にとっても美味しいもの。
現在市場で大量流通している乾燥パスタは、過度な品種改良をされたタネを栽培したものや、高温で急激に乾燥させたもの、どこの誰が作った小麦を使っているかわからないもの、がほとんどだそう。
私は体に合わないものを食べると、食後に体が重くなり、目がトロンと眠くなり、ランチであれば午後の仕事がはかどらなかったり、夜ご飯であれば寝つきが悪かったり、翌朝の目覚めが悪い、なんてことが多々あります。
頭でかっちに知識だけで食卓を囲むことは楽しいことだと思わないので、食事を取るときはとにかく「楽しく!」を大切にしている私ですが、
身体にとって美味しいか美味しくないかは、やはり顕著に分かるわけで。
自分の心や想い、身体には正直に暮らしたい、選びたい、生きたいと常々考えています。
そんな風に身体が欲するものを考えて作ったのが今月のスパゲッティー。
スパゲッティー ナポリタン。
イタリア人の目の前でこの料理を作ったら、「これはイタリア料理ではない」と怒られてしまうくらいイタリア料理とは違った日本的な作り方をするパスタでありますが、忙しい年度末年度始まりにはとても重宝するレシピでもあります。
とびきりの食材を使って、心も身体にも染み渡るような料理を作りたいし、食べたい。
春野菜のごった煮。
南イタリアで教えてもらった料理。習ったときは初夏の野菜の組み合わせでしたが。
目にも美しい赤いサラダ。
少し料理がマンネリ気味のときは、こんな遊びがあると日常が楽しい。
美味しいアヒージョを作る秘訣は、兎にも角にも美味しいオイルを選ぶこと。
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3月の教室へのご参加ありがとうございました。
○スパゲッティーナポリタン
○ホタルイカのアヒージョと芽キャベツのパンサラダ
○苺とフルーツトマトの赤いサラダ
○春のチャンボッタ
○林檎のフリテッレ
○ジンジャーレモンシロップ