雨の多かった今年の10月。
晴れの国岡山も、雨、雨、雨。
あまりの雨の日の多さに農家を営む友人たちのことが気になってしかたなかった月。
そんな心配をよそに、秋に旬を迎えるパプリカたちはピッカピカ。
肉厚で甘いパプリカや、ピーマンたち。
こんな風に色づくまで本当に長い時間、じっくり育った子達。
きてくれてありがとう。
こんな風に柔らかくイタリア風の煮物にしたら、とろとろの旨味。
ご飯にもとても良く合う最近のお気に入りの料理。
秋鯖のトマトマスタードソテーの付け合わせ。
イタリアとフランスの知恵をミックスした家庭料理。
蒜山からきてくれたカボチャたちも目玉が飛び出るくらい美味しかった。
毎年種取りをお手伝いさせていただいているこのカボチャ。
「タネを繋ぐってどういうこと?」
私が感じていることをちょっと真面目にお話しさせていただいた日もありました。
美味しい料理のためには大切なことは、「自然のルールに従うこと」だと信じているから。
そうそういつものレッスンの他に、自然のチカラを借りて作るお味噌も仕込みました。
今回の仕込みは、ひよこ豆味噌。
このお味噌をどんなお料理にしていこうかと今からワクワクが止まりません。
イタリア人のお友達にも食べてみてもらいたいな。
この後、オイルのベーシックレッスンを開催させていただいたり、蒜山に撮影にいったりと、
「美味しい」を仕事にできる幸せを噛みしめる毎日です。
たまーに、
「こんなに料理のことばかり考えていて、わたしの頭の中どうなっちゃってんのかな。」
なんて思ったりもしますが、
美味しいものに出会えば出会うほど、みんなをもっともっと美味しい世界に連れていきたい、と闘志がメラメラと湧いてきちゃうのです。笑
全くしょうもない私ではありますが、それでもこのまま食のこと、暮らしのこと、追求していきたいと思います。
そんなわけで、、、11月もどうぞよろしくお願いいたします。