2017年5月の記憶。
行った場所、あった人、感じたことを一つずつ振り返ることができたらよいのですが、
なかなかゆっくりパソコンに向かうことができていません。
今月からまとめて記録していったらよいかなと思い、毎月のレッスン模様を毎月の記録としたいと思います。
「さて、5月は豆です。」
そんなフレーズから日々のレッスンをスタートしていたような気がします。
岡山の5月といえば、緑色のかわいらしい豆たちがテーブルの主役になります。
この子たちを、どう美味しくいただけるかをじっくり観察してお料理をしました。
また、5月上旬は葉玉ねぎもたくさん出回っていましたので、こちらもグリーンピース(岡山県南ではアラスカと呼びます)と共にパスタのソースに。
お豆さんをたくさん食べるならば、やはりイタリア家庭料理にならうのが一番。
これまであまり豆が好きではなかった方も実は沢山いたようです(笑)が皆さま開眼した様子!
何を隠そう私も岡山に来て豆好きになった一人であります。
そして信州への旅へ。
可愛らしい林檎の花が迎えてくれました。
長野県・安曇野にて料理教室を主宰されている戸練ミナさんのキッチンでviorto!のレッスンを。
ひんやりした雪どけ水が流れるきれいな小川で野草を摘み、イタリア家庭料理に。
同じ本州といえど、岡山県南と信州では、空気も気候も四季も全く異なります。
こちらはクレソンのスープ。
春の自然のパワーを存分に味わいました。すごく美味しかったです。
端境期の中、農家さんが分けてくださった大切な小松菜はケッパー風味のパスタに。
これもすごく美味しかった!
安曇野には、首都圏から関西方面から多くの方が集まってくださり、感謝感激。
そしてご縁をつないでくださったミナさん、いつも美味しいお食事をご用意してくださるお母様わこさん、改めましてありがとうございます。
ひんやり空気の信州の旅から岡山に戻り、「子どもの五感を育てる野菜料理教室」。
大好きなキューティパイ倶楽部に素敵な皆様が集まってくださいました。
0歳の赤ちゃんがすやすや眠る麗しい雰囲気の中のお料理教室。
「子どもの五感を育てる…」なんていうテーマですが、実は「大人の五感を育てる」のがテーマ!
子どもたちの五感はアンテナがしっかり立っています。
その五感に寄り添い、一緒に高めて、楽しい食事の時間になったらいいなぁと思っています。
(五感が研ぎ澄まされている状態を「敏感」と表現することが時にあるのかもしれませんが、なんとなくニュアンスが違うかなぁ、と思うことがあります。まだぴったりの表現が見つかっていませんが。)
5月はキッチンスタジオでも、安曇野でも、キューティパイ俱楽部でも、
「感じる」という言葉を何度も口にしました。
viorto! では、お料理上手の定義をこんな風に考えています ↓
「目の前にある食材で、自分や周りの人が笑顔になるお料理が作れる人」
レシピを沢山知っていること、レシピ通りに調理することが大切なのではない。
みんなで正真正銘のお料理上手になっていきたいなぁと思っています。(私も精進します!)
それでは教室の皆さんからいただいた素敵な感想を少しだけ共有して終わりにします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
*レシピに数字と作り方が書いていなく復習が楽です。うまく言えないけれどすっごくいいと思います。料理が「再現」から「創造」に進化したような。
*柔軟に~という言葉を思い出してミートソースを作ったら家人絶賛のパスタができました。
*いつも畑で採れる野菜でお料理を作るので自己流になります。いろいろ本を買っているのにレシピ通りにいかないし、果たしてこれは美味しいのか?なんて悩んでいましたが、これでいいんだ!と勇気が出ました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
今月6月もどうぞよろしくお願いいたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
viorto! レッスンのご体験をご希望の方は、こちらまでご連絡ください→ ☆