viorto!
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1月レッスン模様。

新しき年を迎えたと思えば、あっという間の1カ月。

1月のレッスンが終了いたしました。寒い中のご参加、ありがとうございました。

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今月は、1年の始まりということで油についての基礎知識をメインにレッスン内容を組ませていただきました。

毎日のお料理に欠かせない油ですが、実は日本の家庭で油が毎日のように使われるようになったのは最近のお話。

イタリア人にとっての油とのおつきあいが8000年と思うと、私たちと油はまだまだ初めましての仲なのです。

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イタリア式にパンを焼いて、上質なオイルを使った野菜料理を添えてみたり・・・

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瀬戸内の冬の味覚である牡蠣をふんだんに入れたパスタを作ってみたり、

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viorto! の定番!切り干し大根を使ったサラダのご紹介もさせていただきました。

 

油の基礎知識の座学では、いつもと一味違ったお勉強会のような雰囲気でしたが、みなさまいかがでしたか?

 

油を知ることで、普段の料理は何倍も何倍も美味しくなる!!と思っております。

人間の体に必要不可欠な「油脂」というこの存在と仲良くなると、毎日をより美味しく、より楽しく、より健やかに暮らしていくことができるようになります。

 

なんて・・・まじめなお話もしつつ・・・

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こちらは、ご褒美のチョコレートブラウニー。

知識を得ることで、自分らしいものさしを作ったら、あとはあまり肩ひじ張らずに、いつも心をワクワクキラキラさせてあげることが一番の幸せだと思います。

 

来月も油のお話が続きます。

キンと冷たい日もあるかと思いますが、咲き始めた梅の花を愛でながら春を待ちたいですね。

来月もご参加を心より楽しみにお待ちしております。


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11月レッスン模様。

レッスンにご参加くださった皆様、ありがとうございました。

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11月のテーマは、「古くて新しい私たちの和食」でした。

年末年始、お出汁をひく機会がぐっと増えるかと、鰹節のお出汁のひきかたをご紹介いたしました。

美味しい出汁をいただくポイントは何といっても削りたてに限ります。

久しぶりの方も、初めての方も、みんなに削っていただきました。

シュッシュッという音が心地よいこと。

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できたお出汁は蒜山耕藝さんから届いた里芋の揚げ出しでいただきました。

じっくりお出汁を楽しむ方、

感嘆の声を上げる方、などなど・・・。(笑)

日本人ですもの、丁寧に引いたお出汁ほど贅沢なものはありませんよね。

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その他、「手間を愛おしむ」という気持ちで作った白和えサラダや、イタリアのオリーブオイルの使い方をヒントに作った蒸しキノコの炊き込みご飯など・・・。

丁寧な時間を楽しみながら・・・そして時に簡単に。

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そうそう、デザートは洋風芋ようかんでした。

新見のコルトラーーダさんからおすそ分けしていただいた紅はるかで作るデザート。

蒸しただけでもすでにスイートポテトのような旨さでしたが・・・

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洋風ということで、メープルシロップやシナモン入り。

和のお茶はもちろん、コーヒーや紅茶にもあう味わい。

寒天の量は少量なのでお口の中でほどけます。まさに秋の恵みでした。

 

 

100年前の家庭料理と今の家庭料理の良いところをそれぞれ取り上げた11月のレッスン、古くて新しい家庭料理。

大きな違いは、油や砂糖の存在ではないかと考えていますが、何より大きな変化は、私たちが料理だけに専念できる時間が少なくなっていることなのかもしれません。

そんな中でも、余裕のある時は、丁寧に準備をし、手間を楽しむことができると、家庭の料理がより一層美味しくなるのだろうと思っています。

実際、私自身も皆さんにそんなことをお伝えることが、自分への言い聞かせになっているようです。

手間を愛する暮らし、これからも提案させていただきたいと思います。

 

いよいよ明日から12月レッスンが始まります。

12月は、田舎のイタリア家庭料理をイメージしたレッスンにしました。

心あたたまるお料理をご紹介できたらと、思っています。

そして1年間の感謝を込めて、道具たちのお手入れの方法もお話をいたしますね。

 

今月もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 


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10月レッスン模様。

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10月のテーマは、「イタリアの手間を体験する」。

イタリアの人は、おいしいものを食べるときにどこまでこだわるか。ということをみんなに知ってもらう月としました。

 

例えば、アランチーニといわれるライスコロッケを完成させるまでの工程。

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野菜のだしを取ってから丁寧に作るリゾット。

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そして、自家製のパンを極細のパン粉にする。

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じっくりコトコト煮込んだラグーやチーズを入れて丸めて、おいしい油で揚げたら出来上がり。

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手間をかけるって、楽しい・美味しい。と感じていただくことができたならば成功かな?と思っています。

いかがでしたか??

 

核家族が増え、女性が社会で活躍するにつれ、家事を手間のかかるもの、面倒なものととらえる感覚が現代社会には根強いですが、

・いつものことを丁寧に

・手間を愛おしむ

この二つは、私自身にとっても永遠のテーマ。

 

皆さんとこのように再確認させていただくことはとてもありがたいことです。

次月は、日本人の食いしん坊加減について、日々の暮らしの中の手間について、フォーカスを当てていきたいと思います。

 

いつもの料理を丁寧にこなすだけです。

小さな工夫でより心地よい暮らしをたのしみませんか?

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11月レッスンのご案内は こちら をご覧ください

空席状況は、FBなどで更新しています。


9月レギュラーレッスン模様。

 

9月のテーマは、<野菜のうまみを引き出すシンプル料理>。

丁寧に育て上げられた野菜たちとどんな風に向き合っていくと美味しいお料理になるか、ということをお話をさせていただきました。

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蒜山耕藝さんから届いたかぼちゃは、こちらのブログにも書いたように私にとっては宝物といえる野菜の一つ。

 

一日一日と少しずつ追熟し、味わいだけでなく、種の様子まで変わっていく様子、

「今日のかぼちゃ」をどう料理するとよいのか、という観察力の大切さ、を

みなさんと深く学ばせていただき、本当に充実した毎日となりました。

 

かぼちゃは丸ごと買っても安心できるよう、かぼちゃの切り方も実演した回もありました。

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また気軽におうちでパンを楽しむための「ホットプレートで作るパニーニ講習」や、

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ゆったりした気持ちでつくりたい「いちじくのクランブルタルト」のデモストレーションも。

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viorto! の提案したい料理は、

「無理なく」「丁寧に」「おいしく」・・・

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岡山だからこそ贅沢に使える「いちじくのジャム」とクランブルの組み合わせは、誰もが笑顔になるごちそう。

お菓子は、暮らしや人生を豊かにするもの。だと思っています。

毎日いただくようなごはんやお味噌汁のようなものではないからこそ、贅沢に。。。でも家庭料理を超えるような無理はせず、シンプルに作りたいと常日頃から考えています。

今回のお菓子も手間はかかりますが、それだけの美味しさがこみあげてくるお菓子です。

少しずつ、できる範囲で、おうちでのお菓子作りを楽しんでいただけたら嬉しいなぁと思います。

 

10月レッスンの準備も整いました。

10月も引き続き、野菜の力を引き出す工夫やその応用、そして手間を愛おしく感じられるような丁寧なイタリア家庭料理をご紹介いたします。

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10月レギュラーレッスンの空席は、FBに随時更新しております。

お席がわずかとなっておりますので、どうぞお早めにご予約ください。

11月以降の予定をご希望の方もお気軽にご連絡ください。

 


今年もまた、かぼちゃの種取り中。

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蒜山耕藝の二人が育てるかぼちゃ。

品種はたしか、東京かぼちゃ。

でも今は蒜山の子だから、岡山、いや蒜山かぼちゃかな。(私たちみたいだ。)

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自然界では〈命がつながる〉ということは当然のことなのだけれど、どうやら最近はそういうわけにもいかないことが多いらしい。

と聞いたのは、もうずいぶん前。

今は、人間がうまく改良した種がお店で売っているのでそれを毎年買うのが主流のよう。

種取りをして、また来年蒔くという人は少ない。

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どうしてかというと、種取りは手間も時間も場所も贅沢にかかる作業だから。

かぼちゃはむしろ簡単な方だ。(だから私が手伝える。)

茄子も大根も、ほかの野菜は種取りがもっと大変。

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自然界の法則ではロボットのような〈同じ形の野菜〉とか、〈同じようにぐんぐん育つ〉ということは普通ではないから、

種をついで育つ「在来種の野菜」が大量生産・大量流通社会で適合するのはとても難しい。

(スーパーで不揃いの大根を販売することを想像するとわかりやすいでしょ?)

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野菜にだって命があって、その命を私たち人間もいただく。

繋がらない、繋がる必要のない命が私たちの体になるという不自然を、これからの世代はしっかり考えていかなくてはいけないと思う。

私にとって、その第一歩が命がつながる野菜を可能な限り選択するということ。

難しいことは考える必要もないし、負担に思う必要もない。

だって、命がつながる野菜は、本当に美味しいから。

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私は野菜を買っているだけだけど、

こうして毎年種を取り、

かぼちゃと向き合わせていただけることで、

かぼちゃの追熟加減とか、

種の乾かし方とか、

同じ畑で育ったかぼちゃでも個性があるんだとか、

本当にいろいろなことを学びつづけている。

私の隣にいる野菜たちは、私にとって畑そのもの。

直接的に農業をしていなくても、だれでも農と深くかかわることができる。

それが料理。

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昨日のかぼちゃの種。

美しく、健やかで、逞しい。

蒜山耕藝の絵里香さんが、〈早く土に返してみたい〉って言ってくれた。

想像すると本当にワクワクする。

かぼちゃと一緒に私も大きく成長していきたいと心から願う。