viorto!
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9月レギュラーレッスン模様。

 

9月のテーマは、<野菜のうまみを引き出すシンプル料理>。

丁寧に育て上げられた野菜たちとどんな風に向き合っていくと美味しいお料理になるか、ということをお話をさせていただきました。

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蒜山耕藝さんから届いたかぼちゃは、こちらのブログにも書いたように私にとっては宝物といえる野菜の一つ。

 

一日一日と少しずつ追熟し、味わいだけでなく、種の様子まで変わっていく様子、

「今日のかぼちゃ」をどう料理するとよいのか、という観察力の大切さ、を

みなさんと深く学ばせていただき、本当に充実した毎日となりました。

 

かぼちゃは丸ごと買っても安心できるよう、かぼちゃの切り方も実演した回もありました。

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また気軽におうちでパンを楽しむための「ホットプレートで作るパニーニ講習」や、

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ゆったりした気持ちでつくりたい「いちじくのクランブルタルト」のデモストレーションも。

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viorto! の提案したい料理は、

「無理なく」「丁寧に」「おいしく」・・・

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岡山だからこそ贅沢に使える「いちじくのジャム」とクランブルの組み合わせは、誰もが笑顔になるごちそう。

お菓子は、暮らしや人生を豊かにするもの。だと思っています。

毎日いただくようなごはんやお味噌汁のようなものではないからこそ、贅沢に。。。でも家庭料理を超えるような無理はせず、シンプルに作りたいと常日頃から考えています。

今回のお菓子も手間はかかりますが、それだけの美味しさがこみあげてくるお菓子です。

少しずつ、できる範囲で、おうちでのお菓子作りを楽しんでいただけたら嬉しいなぁと思います。

 

10月レッスンの準備も整いました。

10月も引き続き、野菜の力を引き出す工夫やその応用、そして手間を愛おしく感じられるような丁寧なイタリア家庭料理をご紹介いたします。

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10月レギュラーレッスンの空席は、FBに随時更新しております。

お席がわずかとなっておりますので、どうぞお早めにご予約ください。

11月以降の予定をご希望の方もお気軽にご連絡ください。

 


今年もまた、かぼちゃの種取り中。

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蒜山耕藝の二人が育てるかぼちゃ。

品種はたしか、東京かぼちゃ。

でも今は蒜山の子だから、岡山、いや蒜山かぼちゃかな。(私たちみたいだ。)

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自然界では〈命がつながる〉ということは当然のことなのだけれど、どうやら最近はそういうわけにもいかないことが多いらしい。

と聞いたのは、もうずいぶん前。

今は、人間がうまく改良した種がお店で売っているのでそれを毎年買うのが主流のよう。

種取りをして、また来年蒔くという人は少ない。

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どうしてかというと、種取りは手間も時間も場所も贅沢にかかる作業だから。

かぼちゃはむしろ簡単な方だ。(だから私が手伝える。)

茄子も大根も、ほかの野菜は種取りがもっと大変。

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自然界の法則ではロボットのような〈同じ形の野菜〉とか、〈同じようにぐんぐん育つ〉ということは普通ではないから、

種をついで育つ「在来種の野菜」が大量生産・大量流通社会で適合するのはとても難しい。

(スーパーで不揃いの大根を販売することを想像するとわかりやすいでしょ?)

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野菜にだって命があって、その命を私たち人間もいただく。

繋がらない、繋がる必要のない命が私たちの体になるという不自然を、これからの世代はしっかり考えていかなくてはいけないと思う。

私にとって、その第一歩が命がつながる野菜を可能な限り選択するということ。

難しいことは考える必要もないし、負担に思う必要もない。

だって、命がつながる野菜は、本当に美味しいから。

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私は野菜を買っているだけだけど、

こうして毎年種を取り、

かぼちゃと向き合わせていただけることで、

かぼちゃの追熟加減とか、

種の乾かし方とか、

同じ畑で育ったかぼちゃでも個性があるんだとか、

本当にいろいろなことを学びつづけている。

私の隣にいる野菜たちは、私にとって畑そのもの。

直接的に農業をしていなくても、だれでも農と深くかかわることができる。

それが料理。

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昨日のかぼちゃの種。

美しく、健やかで、逞しい。

蒜山耕藝の絵里香さんが、〈早く土に返してみたい〉って言ってくれた。

想像すると本当にワクワクする。

かぼちゃと一緒に私も大きく成長していきたいと心から願う。

 

 

 

 

 

 

 


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秋の夜長に素敵なイベントを開催いたします。

自然派野菜バール ~ mangia verde ~(マンジャ ヴェルデ:イタリア語で緑を食べて!という意)

 

viorto! のキッチンスタジオからも徒歩30秒!の〈池田促成青果ラボ〉さんがイベント会場です。

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暮らしとつながる料理教室viorto! と牛窓の若手自然栽培農家さんグループのコラボレーション。

季節の自然栽培野菜をふんだんに使ったイタリア家庭料理、bioワイン、自家製シロップなどをお楽しみいただけます。

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フード・ドリンクともにすべて500円のワンコインのご提供を予定中。

当日は自然栽培野菜、厳選オリーブオイル、パスタなどの販売もございます。

お仕事帰りに、ご家族と、ふらっとお立ち寄りください。

 

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viorto! は〈心地よい暮らしや食を提案する〉料理教室であって、カフェでもリストランテでもありません。

普段、沢山の「初めまして」の方にお食事を召し上がっていただくことはほとんどありませんので、少し不思議な気分も感じつつ、準備をしています。

「こんなお料理を作ったらみんなが喜んでくれるかな?」とか、

「すこしお店のようにしたほうがいいのかな?」とか、

いろいろな想いが錯誤している中、

今日の朝は「やっぱり私らしく料理をしてみよう」とキッチンの野菜たちを見て考えています。

 

リストランテやカフェでは、なかなか出逢えないようなシンプルすぎる料理も作ってみたいと思います。

 

イタリアのシンプル田舎料理に逢いにいらしてください。

 

9月24日金曜日17時~21時 岡山市北区本町9-13 池田促成青果ラボ にて

FBページ https://www.facebook.com/events/1250332384986011/#

(参加表明、大歓迎です♪)

 

 

 

 


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予報通りの暑い夏。

8月レッスンは夏の恵みをたっぷりと余すことなくいただきました。

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なつのこまを使ったイタリア家庭料理とvorto!風カレーレッスンの2つのレッスン。

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全ての日程でトマトの水煮を瓶詰めにできたのは、農家さんの頑張りのおかげです。

8月は1回のレッスンで加熱用のトマトを4kg~5kgも使用しました。

これを10回~ということは・・・50キロです。

どこでも、だれでも、いつでも、できるレッスンではないと思っています。

今年のviorto! だからできたこと。

みんな中に心から感謝です。

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なつのこまを使った海老トマトカレーもとても好評でした。

写真を見て思い返していると、〈また食べたいなぁ〉って思っちゃう。

海老と、トマトと、バターのハーモニーは、コクのある味わい。

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イタリアでは定番の蛸とジャガイモのサラダも、スパイシーなカレーと一緒にいただくと美味しさ倍増の優しさ。

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リコッタチーズをつかった簡単パフェと桃。

リコッタと果物の相性は抜群なので、桃が終わった9月はイチジクなどで楽しんでいただけたら良いかと思います。

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8月はお盆休みを挟んで、前半・後半とレッスンをさせていただき、その間にスペシャルレッスンがあったり、少し遠くに出かけたりと、

私の中でも特別たくさんの学びや変化のあった夏となりました。

その変化は、9月のレギュラーレッスンにご参加していただけたら、なんとなく感じていただけるような気がしています。

9月レッスンもすでに始まってからのブログアップとなってしまいましたが、今月もどうぞよろしくお願いいたします。

 

*9月レッスンのご予約は全席満席となりました。ありがとうございます*

 

 

 

 


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ずっとずっと温めていたスペシャルイベントをついに開催させていただきました。

5年越しの夢、〈朝倉玲子さん講習会@蒜山耕藝くど〉。

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蒜山耕藝のお二人とviorto! の出発は、5年前。

震災後、縁もゆかりもなかった岡山に根を下ろし、一緒にスタートした大切な仲間。

畑の様子、教室の様子を報告し、励まし合いながら、今があります。

彼らと初めて出会った朝倉玲子さん講習会から5年。

「いつか、蒜山耕藝のお野菜を使って、くどで講習をしてもらいたい。」

というのが大きな夢でした。

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自然への感謝、愛をたっぷり表現しながら、「自分自身の五感を研ぎ澄まそう!」と伝える朝倉さんのメッセージはずっしりと胸に響きます。

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朝倉さんのお料理は、いつもとても丁寧で、こまやか。

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かぼちゃをお皿に並べてゆく所作も、

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ズッキーニに、オルチョ(朝倉さんの販売するオリーブオイル)をふりかける姿も、

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ひよこ豆をどれくらい煮るか、という一瞬一秒の判断においても、とにかく繊細です。

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それはきっと・・・、

日本・イタリアで、農地をめぐり、生産者と語り、

彼らがはぐくむ生産物の良い時・悪い時、嬉しい時・辛い時を共に感じて過ごしてきたからなのだと思います。

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「美味しいもの」「美しいもの」を最初から作ることのできる人はいません。

 

だれにでも「はじまり」があり、様々な経験をして、少しずつ成長していきます。

 

「生産者にとって、辛い時こそ手を差し伸べてくれる消費者が本当に大きな支えだ。」

という言葉を聞いたことがあります。

良い時だけ買い求めるのではなく(もちろん良い時も買い求めていいのですが)、

辛い時こそ支えることが、生産者の支え。

そのような行為は、いつか自分の為になって帰ってくる、ということ。

 

朝倉さんからは、いつも溢れんばかりの愛をいただいています。

私がそう感じているように、彼女に料理される野菜たちもたっぷりの愛情を感じ、よりおいしくなるのだと確信しています。

 

「朝倉玲子さん@蒜山耕藝くど」、また来年の夏休みに開催します。