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2018.06.04
2018年4月 山菜をいただく ~春の畑には野菜はない~
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春を代表する野菜といえば何を思い浮かべますか?

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岡山にきておどろいたこと、それは春には畑に野菜がないということ。

DSC_0007東京にいた頃は、筍はもちろん、緑色の豆たち(絹さややグリーンピースなど)、アスパラガス、トマトに春人参・・・と色とりどりの行楽弁当をイメージしてはムフフと一人楽しんでいたのだけれど、

実際の畑はまだまだ収穫期にはたどり着いていない。種や芽をゆっくりゆっくり育ててる途中。

それがわかってくると、私もだんだんと彩とりどりの行楽弁当を欲しなくなった。

身体に入れたいものは、山里で芽吹き始めた山菜たちだ。

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毎年この季節の教室では、この時だからこそいただけるもの、いただくべきものを丁寧に下ごしらえし、食べたことのなかったご馳走にしたいとレシピを考える。

この時ばかりは、毎日のように近所の産直に山里から来た山菜たちを探しにいく。

連続して開催する料理教室で鮮度の落ちやすい山菜を取り扱うことは実はとても気合がいること。

本当はスーパーマーケットに行って、南から届いた野菜たち寒い土地で保存されていた根菜たちを日々手に入れたら楽なのだから。

それでも、こうして私たちと同じ風に吹かれて同じ水を飲んで育った山菜や野菜たちを料理することが今一番の贅沢なのだと岡山の皆さんに知ってもらいたい。

豊かだからこそ、気がつきにくいこと。

私は日々の小さな幸せがとても大きな宝物であることを、ずっとずっと大きな声で言い続けたいと思う。

 

2018年4月

・鯛のあらで引いたお出汁を使った茶わん蒸し

・蕗と筍のアンチョビソテー

・蕨のナムル

・筍のおこわ(いりこだし)

・雪下人参と春菊のかき揚げ (雪下人参は蒜山の土地で雪の下で数カ月じっくり春を待っていたもの)

・苺づくしのジュレ